レゴブロックで人工脳を持つロボットを作る方法

レゴブロックで作られたロボットに、線虫のニューロン302個の接続関係(コネクトーム(connectome))をプログラミングし動作させた動画です。

人工脳を持ち、命令せずとも自律的に動くロボット

「行動をプログラムをしない、機械学習を使わない」で、自律行動をするのが最大の特徴

ロボットが自由に動きまわっていますが、これは「予めある条件になったら、こういう行動をせよ」とプログラミングされているわけではないのです。つまり、人工知能の最大の問題の一つであるフレーム問題を回避しています。

最大のポイントは、行動を予めプログラミングしたり、機械学習のような学習アルゴリズムを使うことなく、センサーで取得した外界からの刺激に応じて自律的に行動をしていること。

これが、たった302個のニューロンによって実現されているわけです。

動画を見ると、いろいろ動き回っていますが、線虫というのはこういう生物なんですかね。個人的にはエネルギー獲得をするときにどのような振る舞いをするのかが気になっています。

人工脳ロボットを作るために必要なもの

詳しい解説は、 BioCoderの2014FallのThe Robotic Wormに掲載されています。無料でダウンロードできるので、見てみて下さい。

参考

マインドストームを買うなら、英語版がおすすめ

マインドストームには日本語版もありますが、かなり割高なので、英語版を買うと安く済みます。英語版なので説明書などは英語ですが、ほとんど図なので英語がわからなくても問題なく使えます。また、日本語でのマニュアルや情報は、レゴのウェブサイトからダウンロードできます。

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